はだかの太陽(アイザック・アシモフ)
SFミステリーという奴ですね。
アシモフ凄いなという一言に尽きます。
この本は鋼鉄都市という本の続編という位置付けです。
前作の致命的なネタバレはなかったと思いますが心配な方は前作からどうぞ。
ミステリー小説についてネタバレせずに何か書くのはかなり難しいのですが
ぎりぎりのラインを自分勝手に引いてそこは越えないようにします。
で、いきなりネタバレ臭いことを書きますが、京極夏彦よりずっと前に京極夏彦をやってしまった
という感じでしょうか。
これがネタバレになってしまったらごめんなさい。
出てくるキャラクターも秀逸で、ロボットと人間の刑事のコンビが事件解決に奮闘します。
ロボットと人間の視点、というか物の見方の違いが非常に面白い。
注目するポイントの違い、物事の解釈の違いなど
僕が小説を読んでいてリアリティを感じるのはこういう部分ですね。
この本はSF好きかミステリー好きなら絶対買いです。
SFもミステリーも好きなら…多分もう持ってるでしょうから何も言いません。