蒸発乾燥

最近考えててわからなくなってきたこと。
夏と冬では洗濯物の乾き方が違う。
それは、夏のほうが気温が高いので水の飽和蒸気圧が高くなり
結果的により水蒸気が大気に入りやすいからだと思ってた。
多分これはあってる・・・・・・と思う。


でも、なんていうか水蒸気のダイナミクスがよくわからん。
直感的には、日本の気候で水の分圧が飽和蒸気圧と等しくなることは
考えにくいと思うのだ(洗濯物が乾かない日はない。)
するってえと、液体の水は常に大気に水蒸気として逃げていくわけだ。
どんどんと水が水蒸気になっていき、
そのうち地上から水分が無くなる・・・・・・なんて心配は誰もしない。
雨が降るからだ。
なぜ雨が降るかというと、上空では水蒸気が多すぎて
固体の蒸気圧を超えてしまって、
そのうちチリを核として昇華(?)するからだ。
上空はめっちゃ寒いからね。
とすると雨が降るためには、水蒸気はいつのまにか上に昇らねばならん。
水蒸気が昇るのは、水蒸気が空気よりも軽いからだ。


と、ここまで考えたところでよく分からなくなる。
洗濯の乾きやすさ∝水の分圧/飽和蒸気圧
なのか
洗濯の乾きやすさ∝飽和蒸気圧-水の分圧
なのか知らんけども、どちらにせよ
洗濯の乾きやすさを語るには、温度(飽和蒸気圧)だけでなく
現在の水の分圧も重要だよなーと。
でも、↑の議論だけだと、
現在の水の分圧がどのくらいなのかよくわからん。
どう考えればよいのか。
圧力の差が重要であって、なおかつ地上では水蒸気はほとんど存在しない
というなら話はわかるけど、
普通、地上での相対湿度は数十パーセントとかだしねー。
それならば、現在の水の分圧がどういうメカニズムで決まるのかは
結構重要だと思うのだが。うーん。誰か教えておくれろ。