General Theory of Relativity (P.A.M. Dirac)を読む

第二章の補足2

第二章補足最終版になるといいね。 まず簡単な場合について考える。 この画像のように 同じ角度αだけ傾いた斜交座標についてである。 つまり、新しい各軸はと、。 時空点Pはこのような新しい座標で表すことができる。 x, tの座標系とプライムのついた座標系…

第二章の補足

余因子行列について。 余因子行列を元の行列の行列式で割れば 元の行列の逆行列になる。というのは線型代数の基礎らしい。 やばい、完全に忘れてました。 斜交座標の計量について 空間のみの間で軸を傾けるのは単純な問題で 傾けた角度に依存して、計量が変…

第二章 傾いた軸

二回目。張り切ってまいりましょう。 この章では曲がりのない座標における特殊相対論を扱う 直交座標から斜交座標へと変換すると 古いと新しいの間は線形変換で結ばれる。 従って という2次形式は新しい座標で表すと という適当な係数を用いた一般の2次形…

第一章 特殊相対性理論

ブログでお勉強。 現在の自分の状況:特殊相対性理論を理解している。 テンソル解析の入り口をかじったことがある。 使う教科書:General Theory of Relativity (P.A.M. Dirac) 基本的に一回のエントリーで一章ごとにまとめる(著作権に触れない程度に!)。…